今なら、手放せる。
１つ前の記事の続きです。
「あぁ、私、
こんなに自分を抑えたまま
４年半も経っちゃったんだね…」
あれはダメ、
これはムリ、
逃げ腰の言い訳を
プロ級に並べたてて
苦しかったね…。
昨日は
自分でもびっくりするほど
いっぱい涙が出た。
せっかく彼が
私にくれた優しさも、
「仕事柄だよね。皆にもそうしてる。」
「ホントいい人だなぁ」って
それ以上、
意識しないようにしてた。
アダムさんが、
りかこさんの家で
『だからさ、４年半は
必要な期間だったんだよ？』と
フォローしてくれた。
悔しいけど、そうなのだ。
超えることはできなかった。
今までの私は。
どうしても。
そして、無理やり満足させていた。
『このままでいい』って。
泣きながら、
これまでを振り返っていた。
踏み込まないようにしながらでも、
会えれば嬉しかった。
そこを懸命に守り続けてた。
とうとう、前回
ピリオドを打ったけれど。
そして、こんなにも
自分の本心を矛盾させてしまってたことに
気づいた今では
もうこの関係を
これ以上
繰り返さなくてもいいよね、と
やっと、
やっと思えた。
「ひとつ、終わった」感覚は
それで、良かったんだ。
今なら、納得して手放せる。
４年半、こらえた私
お疲れ様！
「これまでの私と、
これまでの関係を手放します」
私は、ガイド達を呼んで
そう宣言した。
「いいんじゃな？」声がした。
きっと、龍神様だ。
「はい。」
「いいんじゃな？」もう一度聞かれた。
この一言で
そんなに動いてしまうのかと
一瞬、怯んだけれど
「はい。」
心静かに、もう一度言った。
維持するものが
なくなった私達は
しばらく会えないかも知れないけれど
どこまで高いパラレルに
飛び移れるかは、
私次第。
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