ゴールした日のこと《3》

これで結びとなります。

1つ前はこちらです。



名前を呼んでもらおうとしたら、
やっぱり、彼は
はぐらかしてきました。

単に照れくさいだけかも知れない。
でも、呼ぼうとすると
何かが引っかかっているのかも知れない。
取れちゃった方がいい、
潜在意識からの、何か。

私は、そのまま
もう少し待ってみました。


すると、

「…まきこ。」


やっと!
私の名前を彼の声で聞かせてもらえて

「はぁい。」返事をしながら
じっくりと味わって、
ハートに入れ込みました。


…うん。
何かが、少し、解除された気がする。

でもまだ、開きかけな気がして

「あと3回くらい、聞きたいな…」
そう感じて
わがままを言うと

彼は、私を呼びながら
少しずつ2人の間の距離を縮めてきて…


私達は、どちらともなく
ハグをしました。


待ち望んでいたことが
現実になった時。

キャー!って舞い上がったり
嬉し泣きしたりするのかなぁ、なんて
想像していたけれど

一番強く湧き上がってきたのは、
圧倒的な「安心感」でした。


ここが、彼の腕の中が

私の戻ってくる場所だったんだ!!


…魂が確信して、躍動しています。

とても、とても、懐かしいのです。
明らかに私達は、もともと1つだった。
彼こそが、私の片割れだったんだ。
本当に、本当に、そうだったんだ。
やっと、還って来れたんだ。


身体の力は
ゆるゆると抜けていき、

心は満たされ、寛いでいました。


その直後、
ウェディングベルのような鐘の音が
耳の奥で響き

アダムさんが
ひっきりなしに『おめでとう!!』と
言ってくれています。


これで、良かったんだね…


2人して、なかなか離れる気にならずに、
顔を見合わせて
少し話してはクスクス笑って、
またハグして、じーんとして。

何回かそうやって過ごして
本当に幸せなひとときでした。


次に会う日も決めず
バタバタと彼は帰って行ったけれど
もう不安はありません。


彼がパートナーだと知ってから
1年9ヶ月の道のりは
こうしてゴールとなりました☆

皆さんに
「これまでありがとう」と言いたいです。

handrop.

身体を整え、魂を輝かせることを大切にする あなたが幸せになるためのサロンです。 アセンション(周波数上昇)しながら 本当のあなたに還ろう。

0コメント

  • 1000 / 1000